Trueルートのバッドエンドと残していた結愛と深織のおまけモードでのHシーン、そして
立ち絵鑑賞モードを堪能してコンプリートです。
深織のHシーン5回目は代行時代の若い深織とのH。若干幼くても立派な巨乳が最高です。
5回目のおまけHは夢の中での出来事だから、何でもありのシチュエーションでしたね。
スク水Hだったり、犬耳尻尾付全裸だったり。
また、真ルート終了後にタイトル画面が再び変化しました。
結愛が見上げた雨上がりの空に、燕が飛翔する構図。公式サイトで公開されていた、
もうひとつのキービジュアル。コンプリート後の今なら、この絵が現代を描いていた
のが判ります。横断歩道と交差点内のカラー舗装、水たまりに映る電柱と電線、ビルが
アトリビュートでした。
さて、今回の「pieces/渡り鳥のソムニウム」は、ストーリー性重視のシナリオと
Whirlpool初のフルハイビジョンサイズ(1920×1080ピクセル)のゲーム画面が合わさった
意欲作でした。
今作のテーマは眠る方の「夢」。また、天使が夢見る世界が舞台ということで、
夢や眠りに関連する要素が各ヒロインシナリオのテーマとなっています。
結愛: 悪夢
紬: 予知夢
ありす: 子守歌
深織: 眠り姫
各ヒロインには裏テーマみたいのもありますね。
最後の天使だったり、2度目の夢の住人だったり、、天使代行だったり
ただ、ゲームを締める真ルートが記憶リセットの転生エンドだったのは、私の好みでは
なかったです。そこが惜しかったです。
転生エンドは感動系シナリオに散見されますが、登場人物や記憶の一貫性がなく、
人格は同じだとしてもやはり別人に感じてしまい。感情移入しづらいです。
満を持して出したストーリー重視のシナリオがこれでは、悪手だったと思います。
今年の1月にハードモードの転生ものをプレイしたときも同じ事を思いましたが、
ゲーム開始時からの積み重ねを最後まで維持した主人公やヒロイン達を見たいです。
また、真ルートで自分の正体を悟った主人公が苦しさに負け、結愛に打ち明けたのは
悲劇的で感動的なシーンと思われますが、私は残念に思いました。打ち明けて自己満足
するのではなく、彼女に負担を掛けず、最後まで罪を抱えて沈むところが見たかった。
CGはフルハイビジョンの大画面になっても綺麗な彩色が健在で嬉しかったです。
超肉氏のSD絵も可愛さとコミカルさが両立していて良かったです。次回作でも起用を
期待しています。
また、背景作画にminoriが参加していて驚きました。大画面に負けない背景でした。
現代の背景画のモデルは東京都の渋谷109前ですね。
Solfa製作のBGMも良かったです。サウンドトラックCDの発売を待ってます。
お気に入りは「暖かな夢」「手にしたのは小さな幸せ」
なお、結愛のテーマ曲「眠らずの天使」は曲名がネタバレ上等でしたね。
ゲームクリア後に二つの意味が重なっていたのに気づきました。
他にグッズは、ゲーム名にちなんでジグソーパズルの発売を期待します。
1,000ピースでB2判サイズくらいの。描き下ろしイラストでエッチなのだとなお可。
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