あの晴れわたる空よりも高く:プレイ感想日記08 導木ほのかルートクリア
導木ほのかルートは他のヒロインルートとは毛色がかなり異なるシナリオでした。
ルート序盤からエピローグまで騙されたり勘違いしたり、
ほのかの兄で乙矢の親友の大地と、ほのかの親友で乙矢の妹のゆいが関わり、
大地繋がりで宇宙研に協力を要請する横の繋がりがあったりと
経糸と横糸で織りなす平織りカーボンのようなシナリオでした。
Hシーンも特異だったと思います。本番2回目で早々にアナルHは驚きました。
また、シナリオ後半が切羽詰まった状況故に、2シーンがおまけに回されることに。
更にロケット製作の打開案もHして閃いてしまったり。
全裸Hと裸立ち絵があったのが良かったです。
すれ違いの告白の影響はまだ続いていたのですね。
踊らされている人達は滑稽としかいいようがなかったり。
エピローグでも騙してくるなんて。 (;´▽`A``
一瞬でも信じた私が愚かでした。
フォーセクションズへ向けたロケット製作も異色の展開でした。
まず、大会まで2ヶ月近くも部活どころではなかったという非常事態。
習得に10年はかかるというへら絞りの技能でフェアリングを作製するために、
練習相手となったパラボラアンテナの皿作りを単なる仕事の手伝いではなく、
工場倒産の危機を背負わせ、矢面で取り組ませる。
2ヶ月という短期間で体得させる背水の陣を敷いたシナリオ展開は驚かされました。
主人公の乙矢は全ヒロインルートのなかで一番技術が身についたのかも。
パラボラアンテナの材料が比較的柔らかいアルミニウムだったのも、
超硬なチタン材でフェアリングを作るための道程だったのでしょう。
全てはここに至るためにあったのかも。
もうひとつ。ほのかルートのロケット製作は、
「コンピュータの緻密な計算」対「人間の経験と勘」という図式でした。
序盤はCFRPで製作していましたが、樹脂で隙間を埋めるCFRPでは超音速の熱に
対抗出来ないのは予想出来ましたので、いつ金属材料に移行するのかと思ってました。
CFD計算が終わる頃かなと思っていたら、部活どころではない状況に。
結局CFDは、ほのか達の直感の答え合わせに使われただけでしたね。
高乃酉の本音が聞けたのも、ほのかルートの特異さ故でしょうか。
NC工作機械で更に高精度なNC工作機械を作って両腕とするというのに対して、
ほのか達も道具作りから始めたのも見ものでした。
土壇場での作業は燃える展開でした。
CFRPの製作方法を予め文献等で調べたらどうかと思わざるを得ないですが、
そこは直感で何とかする二人だから仕方ないのかも。
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