あの晴れわたる空よりも高く:プレイ感想日記05 黎明夏帆ルートクリア
曲者揃いのビャッコにおいて唯一の常識人な黎明夏帆。
ライバルARCの元副部長という経歴がありますが、素直な性格が清涼的でした。
度々呼びかけられる「おいで」の台詞が印象的でした。
「乙矢君」と呼ばれるのもくすぐられる感じですね。
夏帆のおっぱいは控えめですが意外とエロいかも。
さかあがりパンツなんて要求する乙矢も大概ですが面白いシーンでした。独創的?
アナルを弄って貰うように自ら頼んだり、
ねこ耳メイドのコスプレ衣装を有佐に頼んで買ってきて貰ったりと積極的かも?
そして裸立ち絵の登場回数が多いのも嬉しかったです。
第1部での有佐とのETPロケット組立競争やARCでのレギュラー脱落等、共通ルートから
既に夏帆が弱視であることが語られていますが、個別ルートでは症状が悪化します。
ヒロインの降って湧いたような失明設定は個人的に苦手で、昨年も某手芸部ゲームに
ありましたが、夏帆の場合は最初からキャラ紹介の段階で提示されているので、
納得済で個別ルートに入れれました。
そして、リングレーザージャイロ(RLG)の作製において、反射鏡の反射率の残り0.05%を
仕上げたのは視覚に頼らない鋭敏な聴覚と触覚でした。
失明の危機という逆境を逆手にとったシナリオ展開は素晴らしかったです。
また、エピローグでは夏帆の目が回復するハッピーエンドも示されたことで
とても安らかに物語を楽しめました。
電装部門の夏帆ルート。主人公の乙矢が加わったことで内容が変わりましたね。
他ルートでは昨年ARCで作った機械式ジャイロを元に精度を上げていく試みで、
横風処理プログラムのアイディアを出しますが、プログラム数も2つに留まるのみ。
本番でも目の調子が悪化して風読みしきれず、順位を落としたと思われます。
対して、夏帆ルートでは機械式ジャイロを超えるRLGを作製。風処理プログラムも
2の4乗の16パターンに増加。
さらに乙矢が直参しているので、現場での風を読み切って更に精度が上がる。
主人公が加わることで優勝する理由が十分出ています。
フォーセクションズ本番での打ち上げも乙矢が責任者になるなど、乙矢が表立って
活動する燃える良いシナリオでした。
一緒にロケット作りに誘うシーンや自転車で移動するシーンも
後半やエンディングで別の意味が加わる伏線具合がツボを突いてくれます。
ビャッコは相変わらずノリ良いですね。ロケット用語で戦隊ものができるとは。
そういや、夏帆の父親は全く登場しなかったのが若干気になりますね。
無実の証明は真ルートあたりで明かされるのでしょうか。
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