第14章「TOTAL ECLIPSE」まで進めました。
字のとおり皆既日食。朔の日の戦いです。
この章は戦闘に次ぐ戦闘のオンパレート。様々な戦闘の展開手法を集めた、宝石箱の
ようなものでした。ここは任せろ、仲間大集合、真の姿、そして裏ボス戦。
もう窮地が幾つあったのか。数え切れないくらい。満腹な戦闘シーンでした。
侵攻するメデューサ軍に対し、ネスター軍曹ら再結集したフリギア王国軍とガフの
百錬隊、マスターとアカデミア教師陣。数々の現場を巡りつつ任せながら、
メデューサ軍のボスであるギメルロードいるリビュア公国まで行くのは、ゲーム的
展開を覚えます。
また、道中、メデューサ側の精鋭の一番隊、特級戦力のメイナートとキルスティン、
経由地のコロニー、それぞれにおいて、ヴェオ、レイ先生、ベルカとマークスとメア、
ルビイとカーラが順に残っていきます。てっきりこのままペガサス組+αでギメルに
挑むと思っていたので、「ここは任せて先に行け」の王道展開は意表を突かれました。
因縁とは無念ですが意思の特性故に真っ先に単騎となったヴェオ、
メイナートの担任だったレイ先生、
カミラさんから剣を貰ったベルカと、ベルカから傘を貰ったキルスティン
コロニーの人間達と対峙するルビイ
納得の組み合わせです。
仲間達の戦闘での注目はレイ先生対メイナート戦でしょうか。レイ先生強い強い。
先日のフリギア防衛戦でカーラと戦っていた際は、カーラに口止めするくらいの意思。
射撃部顧問なので、魔弾の射手みたいなのを予想していました。某ヘルシングの
リップバーンみたいな一撃必中の自動追尾みたいな。
レイ先生の意思(ジェム)。アレキサンドライトソード。ライトソード。光の剣。
後ろから引用させて読ませるところが上手いです。
出落ち故に最終局面まで出せなかったわけです。格好いいですね。
レイ先生が意思を発現したのが切っ掛けとなったのか、同じ意思を持ち、遠く離れた地で
戦うベルカにもライトソードが。史上二人目、至高の紫光という表現も上手いです。
ついにギメルロードと対峙するアリアンナと主人公。二人による合体攻撃は綺麗ですね。
一の隕石に対し、多数からなる流星群。サファイアの青を連想させるプルシアンブルー、
流星群の放射点のペルセウス座、そして、ギリシア神話でメデューサを倒したペルセウス。
様々な逸話を引用してきた意思の名前も説得力あって格好いいです。
石化を防ぐ伝説の防具と大技を以てしても、二人では倒しきれず、ペガサス組+αが
駆けつけて皆で対戦する第2ラウンド。流星をメアの鎖でつなぎモーニングスターにする
ネーミングも面白かったです。
メテオライトが砕かれ、ようやくエピソードχも本編に合流し、真の意思を見せるギメル。
吸血鬼らしい赤黒の衣装と黄金剣を立てて両手を重ねる姿に某型月っぽさを感じます。
あの剣の大きさと輝きは、愛(LOVE)と自我(Identity)が重なったものですね。
最後にギメルを倒したのは、黄金剣を白羽取りした主人公ではなく、前々からぶっ飛ばすと
借りを返したがっていたオニキスのヴェオなのも納得の展開でした。
皆既日食を乗り越えてこれで大団円になるかと思いきや、裏ボス戦が始まるのが、
今作特有の油断できない展開。500年前の精算になるとは。
大陸中の意思を集めても完全に倒しきれず、自己犠牲を以て封印するしか。
あらゆる戦闘展開のてんこ盛りでした。
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